『財政研究』
『財政研究』の紹介
『財政研究』を発行する趣旨は、以下の2点です。第1は、日本財政学会の年次大会で開催されたシンポジウムの記録をはじめとする企画の成果を公表することにより、本学会の活動を広く社会に公開することです。第2は、会員が投稿した研究論文をレフェリーによる厳密な査読に基づいて掲載し、財政学の水準向上に貢献することです。これにより、財政及び財政学が直面する課題を明確にするとともに、学会員の研究活動及び学界全体の活性化を促進することが期待されます。
『財政研究』編集委員会
<最新刊>
第21巻『人口減少下のインフラ整備・管理と財政』
2025年11月刊行
発行=日本財政学会 発売=有斐閣
目次
第Ⅰ部 現代財政の課題
1.シンポジウム──人口減少下のインフラ整備・管理と財政
2.解説──シンポジウム「人口減少下のインフラ整備・管理と財政」
3.企画セッション──財政と国民経済計算
企画セッションの開催趣旨(田中秀明)
1 国民経済計算における財政統計の整備に係る進展と課題(多田洋介)
2 公会計財務書類を活用した日本の政府財政統計・国民経済計算一般政府の推計(東信男)
3 政府債務の持続可能性およびソブリンリスクを考えるための財政データの使い方(上田淳二)
4 財政と統計および会計の関係と連携──3報告へのコメント(山本清)
第Ⅱ部 研究論文
1.賃上げ促進税制の暗黙的補助と超過負担(上村敏之)
2.新科目「公共」における財政教育──財政民主主義の担い手を教育しうるのか(掛貝祐太)
3.下水道事業者の資金繰りの研究(大江賢造・大野太郎・上酔尾昂平)
4.中国の政府間財政移転制度──都市間財政力格差の平準化度合に関する考察(劉志誠・徐一睿)

<研究論文等の公開>
『財政研究』は、刊行から1年経過した巻の研究論文及び学会記事を、J-STAGE(科学技術振興機構[JST])に登載することにより公開しています。
J-STAGE 『財政研究』トップ
バックナンバーの購入について
在庫がある号に関しては購入が可能です。最新号および刊行から2 年以内のバックナンバーの購入は有斐閣までお問い合わせください。刊行から2年以上経過したバックナンバーの購入は学会事務局へお問合せください。
| 書名 | 発行年月 | |
|---|---|---|
| 第20巻『ウェルビーイングと財政』 | 2024年10月 | 有斐閣 |
| 第19巻『成長と分配の好循環と財政』 | 2023年11月 | 有斐閣 |
| 第18巻『コロナ禍における政府支出のあり方と日本の財政』 | 2022年10月 | 有斐閣 |
| 第17巻 『国際労働力移動と社会保障』 | 2021年10月 | 有斐閣 |
| 第16巻『消費税率10%後の租税政策』 | 2020年12月 | 有斐閣 |
| 第15巻『財政再建とマクロ経済──経済再生と生活保障に政府はどう関与すべきか』 | 2019年10月 | 有斐閣 |
| 第14巻『財政をめぐる経済と政治 税制改革の場合』 | 2018年10月 | 有斐閣 |
| 第13巻『貧困を考える 人生前半の社会保障と財政』 | 2017年10月 | 有斐閣 |
| 第12巻『アベノミクスと税財政改革』 | 2016年9月 | 有斐閣 |
| 第11巻『協働社会における財政』 | 2015年9月 | 有斐閣 |
| 第10巻『「社会保障・税一体改革」後の日本財政』 | 2014年10月 | 有斐閣 |
| 第9巻『「なぜ」財政再建ができないのか』 | 2013年10月 | 有斐閣 |
| 第8巻『社会保障と財政 今後の方向性』 | 2012年10月 | 有斐閣 |
| 第7巻『グリーン・ニューディールと財政政策』 | 2011年10月 | 有斐閣 |
| 第6巻『ケインズは甦ったか』 | 2010年9月 | 有斐閣 |
| 第5巻『少子高齢化社会の財政システム』 | 2009年10月 | 有斐閣 |
| 第4巻『財政再建と税制改革』 | 2008年10月 | 有斐閣 |
| 第3巻『格差社会と財政』 | 2007年9月 | 有斐閣 |
| 第2巻『少子化時代の政策形成』 | 2006年9月 | 有斐閣 |
| 第1巻『グローバル化と現代財政の課題』 | 2005年10月 | 有斐閣 |