『財政研究』

『財政研究』の紹介

『財政研究』を発行する趣旨は、以下の2点です。第1は、日本財政学会の年次大会で開催されたシンポジウムの記録をはじめとする企画の成果を公表することにより、本学会の活動を広く社会に公開することです。第2は、会員が投稿した研究論文をレフェリーによる厳密な査読に基づいて掲載し、財政学の水準向上に貢献することです。これにより、財政及び財政学が直面する課題を明確にするとともに、学会員の研究活動及び学界全体の活性化を促進することが期待されます。

『財政研究』編集委員会

<最新刊>

第20巻『ウェルビーイングと財政

2024年10月刊行
発行=日本財政学会 発売=有斐閣

目次
第Ⅰ部 現代財政の課題
1.シンポジウム「ウェルビーイングと財政」
2.解説──シンポジウム「ウェルビーイングと財政」

第Ⅱ部 研究論文
1.地方財政史ノート(持田信樹)
2.租税構造・歳入構造の国際比較(畑農鋭矢・河合芳樹)
3.ふるさと納税制度と地方自治体の費用効率性に関する実証分析(小川顕正・近藤春生)
4.国民健康保険の財政運営において政治的予算循環は発生しているか(星合佑亮)

<研究論文等の公開>

『財政研究』は、刊行から1年経過した巻の研究論文及び学会記事を、J-STAGE(科学技術振興機構[JST])に登載することにより公開しています。
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バックナンバーの購入について

在庫がある号に関しては購入が可能です。最新号および刊行から2 年以内のバックナンバーの購入は有斐閣までお問い合わせください。刊行から2年以上経過したバックナンバーの購入は学会事務局へお問合せください。

書名発行年月
第19巻『成長と分配の好循環と財政2023年11月有斐閣
第18巻『コロナ禍における政府支出のあり方と日本の財政2022年10月有斐閣
第17巻 『国際労働力移動と社会保障2021年10月有斐閣
第16巻『消費税率10%後の租税政策2020年12月有斐閣
第15巻『財政再建とマクロ経済──経済再生と生活保障に政府はどう関与すべきか2019年10月有斐閣
第14巻『財政をめぐる経済と政治 税制改革の場合2018年10月有斐閣
第13巻『貧困を考える 人生前半の社会保障と財政2017年10月有斐閣
第12巻『アベノミクスと税財政改革2016年9月有斐閣
第11巻『協働社会における財政2015年9月有斐閣
第10巻『「社会保障・税一体改革」後の日本財政2014年10月有斐閣
第9巻『「なぜ」財政再建ができないのか2013年10月有斐閣
第8巻『社会保障と財政 今後の方向性2012年10月有斐閣
第7巻『グリーン・ニューディールと財政政策2011年10月有斐閣
第6巻『ケインズは甦ったか2010年9月有斐閣
第5巻『少子高齢化社会の財政システム2009年10月有斐閣
第4巻『財政再建と税制改革2008年10月有斐閣
第3巻『格差社会と財政2007年9月有斐閣
第2巻『少子化時代の政策形成2006年9月有斐閣
第1巻『グローバル化と現代財政の課題2005年10月有斐閣